東京銘勝会 海運橋第一国立銀行

東京銘勝会 海運橋第一国立銀行

とうきょうめいしょあわせ かいうんばしだいいちこくりつぎんこう 明治19年(1886年) 歌川国利
 明治5年に、海運橋(現在の兜町)に開業した、第一国立銀行を描いた作品。同行は日本で最初の国立銀行である。設計・施工は清水建設の創業者・清水喜助が手がけた。堂々たる、五階建の洋風建築は文明開化のシンボルとして話題になり、全国から見物人が訪れた。現在この地には、同行の後進であるみずほ銀行の兜町支店があり「銀行発祥之地」の碑が立っている。
 絵師は歌川国利(うたがわ くにとし:1847〜1899年)。本名山村氏。邦年、梅寿などと号した。三代目歌川豊国の門人。文明開化の風物をよく描いた。
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