上野不忍大競馬之図

上野不忍大競馬之図

うえの しのばずだいけいば のず 明治17年(1884年) 楊洲周延
 明治17年に上野不忍池(しのばずのいけ)畔で開催された天覧競馬会の模様を描いた作品。明治政府は軍馬改良の為に、競馬を奨励した。明治天皇も好んで競馬会に行幸され、優秀馬に「帝室御章典」を授与された。「帝室御章典」は、今日中央競馬で春秋開催される「天皇賞」のルーツである。
 絵師は楊洲周延(ようしゅう ちかのぶ:1838〜1912年)本名橋本氏。歌川国周の門人。美人画に優れ、洋装貴婦人や女学生など、開化期の女性の風俗を描いた作品が多い。
前へ 閉じる 次へ